FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

三島由紀夫 肉体の学校


タイトルからは何やら隠微な物語を想像してしまいますが
中年にさしかかった妙子が美形のゲイ・ボーイに心底惚れこんで
恋のかけひきをするというなお話です。

裕福で自由な生活を謳歌している3人の女たちの
月に一回の例会【豊島会】での話題は男の品定めである。

主人公の妙子は旧華族の元夫人であるが、上流社会に食傷気味である。
ある日話のネタに訪れたゲイバーで
野性味溢れる青年「千吉」と出会う。
妙子はこの美しい青年にどんどん引き込まれてゆくのだが・・・

三島作品で描かれる女性像は華麗で
そのファッションを想像するだけでも楽しい。
妙子のある日のファッションがすごい。
灰青色の絹のブラウスに黒サテンの縁取りのシャネルスーツ
黒真珠のネックレスとブレスレット
長手袋をひじまではめて、その上からダイヤの指輪をし
黒エナメルのパンプスを履き
シルバーミンクのストールをかけて、香水をふりまいているというから
実際にこんな女が歩いていたら、口をあんぐりあけて見てしまうだろう。

千吉のどこか憎めない少年のような粗暴な振舞いや
はち切れそうなGパンの太ももの膨らみに
命の輝きを感じて、彼に惹かれていく妙子は
どうしたら彼の恋人になれるか思案する。


にほんブログ村
スポンサーサイト
[PR]

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。